今、ニュースや情報番組を視れば、「待機児童」「保育園」「保育士」「子ども」についての話題が必ずと言っていいほどありますね。
少し前に話題になった「保育園落ちた」という保護者の訴えから、今まで以上に注目をあびています。
こんなに注目されたので、「これからはいい方向へいくのでは!?」と思った方もいたと思います。
ところが、今もっと問題になっているのが、「保育園での事故」です。
せっかく子どもを預けても、悲しい結果になってしまっては、後悔してもしきれません。それは、保育園の事故によるものだけではないと思います。
今、日本が向かおうとしている保育環境は、「子どもにとってどうなのか?」というところがすっぽりぬけてしまっていないでしょうか!?
ちょっと落ち着いて、大切な「子どもにとって本当によいこと」を考えてみませんか?
本当にみんな働きたいの!?
今、日本は少し混乱しているように思います。
保育施設は、間違いなく増えています。
私が住んでいるところでも、見る見るうちに「ここにも!」「あそこにも!」と驚いてしまうくらいできています。
でも、待機児童は減らないのです。なぜでしょう??
それは、「働きたい」と思っている保護者の方が増えているからです。(╭☞•́⍛•̀)╭☞
新しく保育施設を建てても、施設内の保育環境を工夫して収容人数を増やしても、間に合わないのです。
でも、本当にみなさん働きたいのでしょうか?
仕事をしたいのには、いろいろな理由があるかと思います。
「今復帰しないと、仕事がなくなる」「できたら子どもと過ごしたいけれど、お金が必要」など、本当は働きたいわけではない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?(˘̩̩̩ε˘̩ƪ)
中には「世間でこんなに騒いでいるのだから、働いたほうがいいのかな?」と焦る気持ちで保活を始める人もいるかもしれませんね。
働くことで自分の心が豊かになり、短い時間でもより子どもと充実した時間を過ごせるという人もいると思います。
そういう方は、きっと働いた方が、子どもにとっても自分にとっても幸せだと思います。
でも逆に、働くことで、余裕がなくなり子どもとゆったりとした気持ちで関われなくなる方もいると思います。(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
忙しくなって、イライラし、子どもにあたってしまうなんてこともあるかもしれませんね。
将来、「あなたのために働いてきたのに」、と子どもを責めるようなことをいっていまうかもしれません。٩(๑`ȏ´๑)۶
働きたいわけではないのに、無理をして働き、後から後悔をしてしまわないか、とても心配です。
お子さんがたっぷりの愛情を必要としているのは、近くにいて関わってほしいと思っているのは、そんなに長い間ではありません。
必要なのは、保育施設を増やすことではなくて、「働く環境を見直すこと」ではないでしょうか。
しっかりとした育休や時短労働、いくつになっても雇用のある社会など、働く環境が整うことで、もっと子どもとの時間を大切にできるようになるのではないでしょうか。
それは、女性だけでなく男性もそうです。
残業が当たり前、遅くまで働くことが働き者と思われがちな日本社会では、なかなか家庭を大切にできません。(働くこと=家族を大切にすること、と考えられなくもないですが・・・)
男性も育休をとったり、早く帰宅したりすることができたら、もっともっと楽しく、豊かな子育てができるのではないでしょか。(๑•́ω•̀)
そして、そうすることが、何よりも子どものためになると思います。
しかし、働かないと経済的に苦しいという方もいるかもしれません。
そうだとしたら、政府が支えるべきなのは家庭生活を少しでも楽にするための政策を練ることではないでしょうか。
保育園を信用できますか?
保活をしている保護者の方にとって、預かってくれる保育施設があることは、本当にありがたいことだと思います。
でも、今のような状況で、どんどん建っている保育施設、どこでも子どもにとって良い保育をしていると思いますか?
信用できますか?
ただただ必要だからと増えている保育施設の中から、本当に子どものことを考えているところを見つけるのは大変だと思います。
保育の内容に目をつむらずに、しっかり見てください!大切な子どもたちが過ごすところなのです。
心豊かに成長する場なのです。
そう考えると、準備不足な保育施設に預けることではなく、働く環境が変わることで、できるだけ自分の手で育てたいと思いませんか?
最後に・・・
私は何より、「子どもにとっての幸せ」を一番に考えたいと思います。
それには、「親の幸せ」が大切!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
親が幸せになることが、働くこと、保育園に預けることなのだとしたら、日本の保育をもっと真剣に考えるべきです。
でも、小さなうちはできるだけ親の手で育てることができたら、それは親も子も幸せだと思います。
二度とない乳幼児期ですから。
子どものそして自分の幸せをよく考えられる、そんな心の余裕が今の日本には必要だと感じます。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^