今回は、私けんさんが実際に名古屋の役所にて、保育園の入園時におけるポイントについて、聞いてきたので、まとめてみたいと思います!
保育園の入園に必要なポイントの内容とは?
入園希望者に対して、保育が必要な事由でA~Hまでの順に優先順位が決まります。
A~Hの中では、Aランクが一番入園の優先順位が高い内容となります。
優先順位の内訳は?
居宅外労働
A:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週40時間以上勤務
B:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週30時間以上勤務
C:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週24時間以上勤務
D:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週16時間以上勤務
F:1日4時間以上かつ週4日以上の勤務には該当しないが、月64時間以上働いている
居宅内労働
B:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週40時間以上勤務
C:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週30時間以上勤務
D:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週24時間以上勤務
E:1日4時間以上かつ週4日以上勤務、1週16時間以上勤務
G:1日4時間以上かつ週4日以上の勤務には該当しないが、月64時間以上働いている
産前産後
H:出産または出産予定日の前後各8週間の期間で、出産の準備または休養中
病気・けが
A:入院または入院に相当する治療や安静を要する自宅療養で常に病臥している場合
B:通院加療を行い、常に安静を要するなど、保育が常時困難な場合
D:通院加療を行い、月16日以上かつ週16時間以上の安静が必要で保育が困難な場合
H:通院加療を行い、月16日かつ週16時間に満たない安静が必要で保育が困難な場合
障害
A:身体障害者手帳1~2級、精神障害者保健福祉手帳1~2級、愛護手当(療養手当)の交付を受けていて、保育が常時困難な場合
B:身体障害者手帳3級または精神障害者保健福祉手帳3級の交付を受けていて、保育が困難な場合
D:身体障害者手帳4級の交付を受けていて、保育が困難な場合
親族の介護
A:臥床者・重症心身障害児(者)の介護や入院・通院・通所の付き添いのため、月20日以上かつ週40時間以上保育が困難な場合
C:病人や障害者の介護や入院・通院・通所の付き添いのため、月16日以上かつ週24時間以上保育が困難な場合
E:病人や障害者の介護や入院・通院・通所の付き添いのため、月16日以上かつ週16時間以上保育が困難な場合
災害復旧への従事
A:震災、風水害、火災その他の災害により自宅や近隣の復旧に当たっている場合
通学
E:就職に必要な技能習得のために職業訓練校、専門学校、大学等に月16日以上かつ週16時間以上就学している場合
求職中
H:求職中の場合
※申込み後、実際に求職中か調査が入ります。
育児休業中の利用
H:翌年度以降の復帰
その他
児童福祉の観点や児童の発達支援のために、社会福祉事務所が特に必要と判断した場合は別途判断
続いては、仮に同じランクに並んだ場合に、世帯や児童の状況に応じて加点・減点を行い、点数の高い順に優先されます。
保育の代替手段
+4点:家庭保育失、乳児専門保育所、小規模保育事業、家庭的保育事業等の卒園児
+3点:育児休業からの復職
+3点:申込時点で保育の必要な事由があり、申込児童を認可外保育施設に有償で預けている
-1点:申込児童を65歳未満の祖父母と同居している
-1点:同一区内に保育可能な65歳未満の祖父母がいる
-2点:保育可能な65歳未満の祖父母と同居している
-1点:利用施設の変更申込の場合
-1点:申込児童を職場で見ている(居宅外自営協力者を除く)
世帯の状況
+2~5点:保護者が身体障害者手帳や愛護手帳、精神障害者保健手帳を所持している場合
+1~2点:同居の家族内に身体障害者手帳や愛護手帳、精神障害者保健手帳を持っていて、保護者が日常的に介護している場合
+3点:保護者が継続的な入院、通院を必要としているきょうだい児の介護をおこなっている場合(施設に入所・通所・通学の付添は含まない)
-1点:保護者が通信制大学、通信教育学生である
+1点:生活保護世帯
勤労の状況
+2点:単身赴任
+1点:毎月2回以上の夜勤を伴う勤務がある
+1点:継続して3ヶ月以上就労をしている場合
-1点:居宅外自営だが、職場が自宅と併設している
-1点:勤務実績が1ヶ月未満の場合
ひとり親世帯
+3点:ひとり親世帯等で65歳未満の同居親族がいない場合
+1点:ひとり親世帯等で65歳未満の同居親族がいる場合
兄弟・姉妹の状況
+4点:既に兄弟・姉妹が施設を利用していて、同一の施設に利用申込する場合
+3点:兄弟・姉妹が同一の施設に利用申込する場合
-1点:申込児童以外に利用申込をしない未就学児童がいる
但し、同一ランク、同一調整指数で並んだときの優先順位があります。
兄弟・姉妹と同一施設への利用が見込める場合
当該施設の希望順位が高い場合
保育の必要な事由の優先順位
直近1年間に保育料の滞納がない場合
その他の世帯状況から、より保育が必要である場合
保育園への入園時におけるポイント制の秘密のまとめ
このように、ランク毎に保育園への入園できるかの優先順位が決定します。
地域によっては、激戦区もありAランクばかり集まる人気保育園もあるようです・・・
そうなるとやっかいなのが、他の部分での加点や減点になります。
夫婦共に正社員にも関わらず、初めての子どもという理由で加点が伸びず希望の保育園に入園出来ないケースも!
そのような場合は、市役所より万が一希望の園に入れなかった場合の対策を説明されることがあります。
だからこそ、認可保育園だけじゃなく、認可外保育園、認証保育園、認定こども園、小規模保育やファミリーサポートや一時保育センターなどの利用も視野に入れておくことをおススメします!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
確かに、希望の園に入れることも大事なことですが、それがママのための園選びなのか、子どもの為の園選びなのかを今一度考える必要があるのかなと実感しました。
もちろん、急なトラブルを考えると近い園に越したことはないですが・・・
何を基準にするのが、一番いいんでしょうね⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾ どっちがイイ?
あなたの保育園選びの基準は何ですか?
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^