この度は、元保育士さんに「保育の質」についてお話しして頂きました^^
お話しを聞いて思ったのが、保育の質には正解がないのかなと率直に感じました。
保護者が思う「保育の質」と保育士が思うものは違うのかなと!
また、それを私(けんさん)が客観的に感じたこと、思うことも違うような気がします。
なので、読まれる方はあくまで1つの見解として捉えて頂ければなと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧
「保育の質」とは
保育の質とは何か、と考えると、なかなか一言で言い表せるものではないように思いますが、「保育内容そのものが、良いか悪いか」ということになると思います。
「保育内容そのもの」の中には、毎日の保育の流れや保育士の性格、子どもへの関わり方も含みます。(╭☞•́⍛•̀)╭☞
これが一番大事なことですが、保育内容を良くするためには、あと2点、考えなければならないことがあります。
1つ目は、「園や保育室などの大きさ、設備などの、環境の問題」
2つ目は、「保育士の給料などの待遇、働きやすさの問題」です。
これらがうまく噛み合わないと、質の良い保育を行うのは難しくなるだろうと考えます。(˘̩̩̩ε˘̩ƪ)
保育の質の低下理由
この原因の大きな一つに、さきほど書いた、「保育士の給料などの待遇、働きやすさの問題」というものが考えられます。
保育士の給料の平均は、他の職種に比べて、10万円程安いとされています。˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
子どもたちの命を預かる、とても大事な仕事ですし、かなりの重労働なのに、給料が見合わない・・・と、退職していく保育士は多いです。( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )
園にもよるでしょうが、慢性的に保育士不足です。
保育士が減れば、その分他の保育士の負担が増えます。
園児への関わりが不十分になるなど、質の低下につながってしまう影響は想像できます。
保育士一人につき見られる子どもの数は、子どもの年齢ごとに決まっています。
その規定の中で、ぎりぎりの人数を見ているというのが現実です。
潜在保育士と、退職後のお手伝いさん
そこで、資格はあるのに保育の仕事に就いていない「潜在保育士」に目が向けられているわけです。
この潜在保育士たちに現場に戻ってきてもらうためには、どの程度の予算や環境整備が必要か、まだまだ平坦ではないように思います。
一方で、保育士の資格を持たない定年退職後の人向けに、保育の講習を行っているところもあるそうです。
受講後は、保育士のお手伝いとして、子どもの保育の補助にあたります。
人生経験の豊富な人たちを保育現場に迎え入れるのは、子どもたちにとっても良い影響があるかもしれませんね。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
現代には薄れてきている昭和の遊びや歌も、これからの世代に受け継いでいけるでしょう。
しかし、子どもを預ける親にとっては、保育所は安心して預けられる場所でなければなりません。
人材の確保だけを考えたのでは、「保育内容そのもの」が良くないものになってしまう可能性もあります。
講習の内容や受講時間、人柄、いろいろな条件や現場の意見をふまえ、良い方向に広がっていくことを望みます。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
保育の質について考えるまとめ
保育所での主人公は、もちろん子どもたちです。
保護者の立場、保育士の立場で、時にはぶつかることもあります。
「そう言ったつもりはないのに」誤解が生じてしまうこともあります。
一番必要なのは、両者間の信頼です。
保護者と保育士との良い信頼関係が築けている園では、言うほどの「保育の質の低下」を招くことはないのではないかな、と私は思います。
将来に関わるといっても過言ではない、とても重要な時期の子どもたちです。
望ましい保育環境を、皆で整えていきたいものです。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^