待機児童が増加し、年々入ることが難しくなっている認可保育園。
初めての育児に奮闘するママの中には「いつから探せばいい?」「入れなかったらどうする?」と不安を感じる人もいますよね。
そんなママに保育園の基本情報、認可保育園に入る方法、探し始める時期、入れなかった時の対処法をご紹介します。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
認可保育園ってなに?幼稚園との違いは?
保育園と幼稚園がありますよね。
保育園は「日中、子どもを保育することができない人向けの児童福祉サービス」で厚生労働省が管轄しています。
一方、幼稚園は「学校のひとつで子どもを教育する場」で文部科学省が管轄しています。
保育園は親の代わりに子どもを日中みてくれる所なので7時頃~20時頃まで預かってくれますが、幼稚園は勉強する所なので「預ける」ではなくて「通わせる」という感覚で、9時頃~14時くらいの所が多いですね。
そして保育園も「認可保育園」「認可外保育園」「事業所内保育園」「認定こども園」など種類があります。
【認可保育園】
保育士の数、給食や園庭などの園の設備が、国が定めた基準をクリアしている保育園
【認可外保育園】
国が定めた基準をクリアしていない保育園
【事業所内保育園】
認可外保育園の中でも企業などが職員のために開設した、利用者を限定した保育園
【認定こども園】
幼稚園と保育園が一緒になっているようなケース。
幼稚園の枠に預け、時間外保育料を支払って延長保育してもらうことができる。
保育に重きを置くか、勉強の場か、そして設備や保育士の充実度の違いなどで、子どもを預けたり通わせたりする所を選ぶことになりますね。⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾ どっちがイイ?
認可保育園に入る準備はいつから?
認可保育園は「園庭や給食施設、保育士の数が充実している」「保育料が認可外保育園より安い」などの理由で人気が高く、特に1~2歳児の倍率が非常に高くなっています。
子どもが1~2歳児と言えば、1年前後の育休を取得した働くママが仕事復帰するケースですね。(˘̩̩̩ε˘̩̩̩)
私の友達の子どもは保育園が確保できず、育休を延期して認可外保育園の入園を待ったそうです・・・
保育園探し(保活)はいつスタート?
保育園探しは「妊娠前」から始めるのが通例になってきました。
具体的には次のような方法で探し始め、子どもを送迎しながら仕事をすることをイメージしましょう。(≧▽≦)
- 県や市のHPで、認可保育園と認可外保育園の場所と定員をチェックする
- 認可保育園の申込書「入園のしおり・案内」を手に入れて熟読する
- 認可保育園の空き状況をチェックする
子どもを入園させる、と仮定してシミュレーションしてみてくださいね^^
自宅と職場の位置関係、出勤時間、退社時間などを考えると、保育園が限られたり、働き方を検討する、といった具体的なポイントが見えてきますよ。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
認可保育園入園のカギは認可外保育園入園
妊娠したら「自治体のHPに掲載されている認可外保育園」に見学に行きましょう。
「保活中で保育園を見学させて欲しい」と電話で話し、見学に行って園長と話をしましょう。
大切なのは「見学」です。
見学させてくれない認可外保育園は入園に不安がありますし、なにより園長と顔見知りになって生の情報をもらうことが最大のポイントになります。
どうして認可外保育園?と、疑問に思うかもしれません。
認可保育園に入るために、いろいろな書類を自治体に提出します。
自治体は提出された書類をみて子どもに点数を付けます。
今では点数が最高点でなければ入園できないケースがほとんどです。
夫婦共働きで最高点をもらうには「基本指数最高点」だけでなく、「調整指数(加点)」が必要になります。
この「加点」が重要で、多くの人が「認可保育園に預けて既に復職して、認可保育園の入園を待っている」という加点がもらえるかどうか、にかかっています。
認可保育園に預けるには、認可外保育園の確保が重要なポイントになっているのが現状です(自治体によっては加点項目が異なるので、これと異なるケースもありますが参考情報として読んでください)。
早生まれだと、認可外保育園は入れない?
認可外保育園は「園長先生がOKと言えば入園できる」場合がほとんどで「兄弟・姉妹優先」があります。
翌年の定員が園児の弟や妹で埋まっている、というケースもありますし、在園児の弟や妹でない場合は生まれてからでないと予約できません。
つまり認可外保育園は在園児の弟や妹で定員が埋まり、次に生まれた順に予約を受け付ける形になります。
友達の子どもが通っていた認可外保育園は非常に人気が高く、夏休み前に翌年の定員が埋まっていました。(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
こうなると、兄や姉がいない早生まれの子は認可外保育園に入るのが非常に厳しくなります。
1人目の子どもの認可外保育園確保はハードルが高いのですが、ここをクリアしないと認可保育園に入れない可能性が高いのが実状です。
認可保育園申請前に、認可外保育園の見学から始める。
それは遅くても妊娠中にはスタートし、1人目はできるだけ4月、5月、6月などの誕生日を目指す。
というのが、今の保活と言われています・・・(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
認可保育園に入れなかったらどうする?
認可保育園に入れなかった場合は、必ず「途中入園申請」を行います。
4月入園の申請をしていれば自動で途中入園(待機)になるケースもありますし、別途、追加の手続きが必要な場合もあります。
入園待ち・待機中という状態を書類で自治体に示しておくことが必要です。
(1)途中入園申請をする(空きが出次第、即時、入園する、という姿勢を示す)
(2)育休を延長する
(3)認可外保育園に預ける
(4)認定こども園に預ける
(5)幼稚園に預けてファミリーサポートや祖父母、ベビーシッターの協力を得る
(6)子連れ出勤可能・事業所内保育園がある会社に転職する
(7)育休中に二人目を妊娠して産休に入る
(8)退職する
こうした手段が考えられます。
もし、途中入園できるようになったら必ず入園するようにしてくださいね^^
第一希望じゃない、というような理由で認可保育園の入園を断ると「減点」されて、その年度の入園はほぼ絶望的になります。˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
ただし、入園したら復職必須です!これを忘れないで途中入園申請をしてください。
なお、まだまだ数は少ないですが「子連れ出勤可能」という会社があります。
そうした所に転職するのもひとつの手段です。(๑˃̵ᴗ˂̵)و
また、認可保育園を諦めて育休中に二人目を妊娠し、産休と二人目の育休を取るという方法もあります。
保活先延ばし、というイメージが強いのですが、仕事と保活時間を確保するための方法として考えてみてください。
最終手段としては「会社を退職し、子どもの預け先を探しながら自宅でフリーランス(個人事業主)」という方法があります。
保活が終わっても今度は「学童保育の確保」が問題になる「小一の壁」「小四の壁」があります。
こうした先のことも考えて、自分の働き方を考えるのもいいかもしれません。
認可保育園に入るには?のまとめ
年々、厳しくなっている保育園確保ですが、今では妊娠前から情報収集することがカギになっています。
そして認可外保育園確保が認可保育園入園を有利にする方法のひとつとなっており、妊娠中から見学に行くことが重要なポイントとなります。
保育園に子どもを預けられなかった時は厳しい状況に置かれてしまいますが、転職やフリーランスという方法もあります。
自分の働き方を考えつつ、預け先を探してみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^