絵本は、絵の美しさや楽しさ、親しみやすさも大事ですが、「音(おん)」も大事ですよね。
ここでは、読み方を少し工夫して、絵本タイムを楽しくできそうな絵本が3冊、年齢別に紹介します。
オススメする絵本1冊目
乳児~幼児へのオススメ「いないいないばあ」
|
「いないいないばあ」をおすすめする理由
動物たちとの「いないいないばあ」
赤ちゃんに読み聞かせる初めての絵本にぴったりなのが、松谷みよ子さんの「いないいないばあ」です。
この絵本に登場する「にゃあにゃ、くまちゃん、ねずみちゃん、こんこんぎつね」は皆、目が合うんです。
ホントに動物たちと「いないいないばあ」で遊んでいる気分になれるかも(◍•ᴗ•◍)
絵本を読む時は、「いないいない」のあとに少し「タメ」を作ってお子さんたちの期待感をふくらませてあげるといいですね♪
また、「タメ」も長くしたり短くしてみたり、その時その時で工夫してみて(≧▽≦)
おススメする絵本2冊目
年少~年中さんにオススメ「しろくまちゃんのほっとけーき」
|
「しろくまちゃんのほっとけーき」をオススメする理由
食育につながり、しかも楽しい^^
大人にとってはなぜか、ホットケーキというスイーツが非常に懐かしく感じられるのは、子どもの頃に一度は作ってもらったり、食べたりした経験があるからでしょう。
そして、この絵本の影響で「ほっとけーきがたべたい」とお母さんにおねだりしていたことがあったかもしれません!
そんな懐かしさも同時に感じられ、子どもたちにも大人気なのが「しろくまちゃんのほっとけーき」。
オススメのシーンは、ホットケーキができていく過程を、絵とおもしろい響きのことばで表現しているところ。
「ぽたぁん」「どろどろ」「ぴちぴちぴち」「ぷつぷつ」何度も読んであげていると、子どもたちも一緒に読み上げてくれたりします。
そして絵本を読んだ後は・・・「私(僕)もホットケーキをつくってみたい」と言い出すお子さんもいるかも^^
親子クッキングや、保育所の食育タイムにつながるきっかけとしてもいい絵本だと思います。
おススメする絵本3冊目
関西の年長さんにオススメ「おかあちゃんがつくったる」
|
「おかあちゃんがつくったる」をオススメする理由
読むならバリバリの関西弁で(≧▽≦)
主人公は小学生なので、少しお兄さんのお話ではありますが、お話や絵本そのものは保育園児でも十分楽しめます。
お話は、シングルマザーのお母さんと暮らす小学生の男の子・よしふみが主人公。
作者の子ども時代のことのようで、少し昭和の香りがするお話になっています。
ミシンの内職で生計を立てるおかあちゃんは、なんでもミシンで作ってくれます。
でも、なんか、ヘン。
友達にからかわれるからイヤだなと思いつつも、おかあちゃんが自分のために作ってくれている気持ちがわかるだけに、イヤだとは言わないんですよね(。>﹏<。) ある日、よしふみは父親参観のことで、心にもないことを言っておかあちゃんを困らせてしまいます。 ラストは父親参観の日。 よしふみの気持ちを聞いたおかあちゃんは・・・というストーリーになっています。 文体は、タイトルからも想像できる通り、全編関西弁です。 関西弁バリバリの方なら、臨場感たっぷりの読み聞かせができることでしょう。 また、関西の子どもたちにも関西弁で読むことによって、身近に感じられることもあって大ウケ間違いなしです^^
楽しい読み方で楽しめる読み聞かせ絵本3選のまとめ
読み聞かせは、少し大げさなぐらいがお子さんたちも楽しめます
以上3冊の絵本を紹介してみました。
セレクトの共通点は「読み方が楽しい本」です。
こういう絵本は、読み手も照れずに大げなぐらいに読んであげるほうが、子どもたちも楽しめるようです。
読み聞かせに採用される場合は、羞恥心を捨ててぜひどうぞ!
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^