赤ちゃんだった友達の子どもが、ハイハイをして、歩けるようになって、お喋りも上手になってきて。
そして3歳くらいになると周りから言われ始めるのが「そろそろ幼稚園ね」「もう幼稚園決めた?」という言葉。
そろそろ情報収集をしなきゃと、ちょうど頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、3児の母でもある友達が、保育園ではなく幼稚園を選んだ理由、そして私(みぃ)が子どもを通わせている園の実際の情報も交えて『幼稚園』というものについてお話ししたいと思います。
幼稚園とは?
幼稚園は教育をする所、保育園は保育(生活)をする所、というイメージをお持ちの方も多いのではないかと思いますが、幼稚園の監督官庁は文部科学省、保育園は厚生労働省といった様に、法律や先生の免許状までが幼稚園と保育園では違います。
今は昔ほど、その保育の差はなくなってきているように思いますが、それでも幼稚園の特徴といえる所をいくつかあげてみたいと思います。(≧▽≦)
幼稚園の特徴
まず、保育時間が保育園と大きく異なります。
どこの幼稚園でも、朝の9時くらいに登園し、だいたい午後2時くらいがお迎えの時間になります。(๑•́ ₃ •̀๑)エー
幼稚園バスがあるというのも特徴の一つです。
少し遠方でも、幼稚園バスが通るルートであればバスに乗せる事ができますし、雨の日でも、時には雪の日でも、家の近くまで来てくれることはとても有り難いことです。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
そしてバスなどで多少の時間のずれはあるものの、みんながだいたい同じ時間に登園し朝の会などもしますし、さようならの時間もみんな一緒です。
そして制服があります。
他にも通園カバンや帽子、体操服やクレヨン、はさみなどのお道具に至るまで、大体が園指定の物でみんな同じ物を買って使います。
幼稚園というのは、やはり小学校にあがる準備の期間としての役割が大きい様に思います。^^
しかし、幼稚園、特に私立幼稚園というのは、その園によって違う所がたくさんあります。
これも幼稚園の大きな特徴といえるかもしれません。
先ほど書いた幼稚園バスに取ってみても、そもそもバスが無く、徒歩通園(自転車を含む)のみの園もあります。工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
お弁当・給食をあげると、毎日お弁当の園、逆に毎日給食の園、お弁当・給食を半々にできる、などそれらを選べる園もありますし、まさに園によって様々です。
保育時間後の預かりの有無、正課授業の内容(体操、英語などの時間)、課外授業の有無(園でそのままできる習い事)も、本当に園によってそれぞれ違うのです。
入園までの流れ
さて、そんなに様々な違いのある幼稚園ですが、実は入園の方法にはそんなに違いはありません。
その県や市、区など自治体ごとで決まっていると思われますのが、ここでは私の住む自治体の例を書かせていただきます。
しかし何も見ずに園を決めるわけにいきませんので、まずは見学や説明会に行きましょう。(๑˃̵ᴗ˂̵)و
日程などは、ホームページなどがある園はそこに書いてある場合も多いと思いますが、直接電話をして聞くのも良いと思います。
現に私自身、3園ほど直接電話をして説明会などの有無を聞きました。
おすすめとしては、8月の終わりか、9月の頭くらいに問い合わせるのが良いです。
その頃にはどの園もだいたいの日程は決まっていると思われます。
そして、その時に運動会の日を聞くこともおすすめします。(╭☞•́⍛•̀)╭☞
運動会を見学すると、園や先生の様子、子どもたちの表情がよくわかります。
そして未就園児の競技がプログラムの中に入っている園も多いので、参加して楽しむこともできます。
私立幼稚園の運動会は、10月の第1週か第2週のところが多いです。
そして私の住む自治体では、願書配布日が10月15日、面接日が11月1日と決まっています。
この願書については、各園で配布するのですが、「早い番号なら確実に入れる」と思い、前の晩から徹夜で並ぶといった事がある園もあります。
しかし、今はそうではない所がほとんどだと思います。実際に私の園は、10月の下旬くらいまで、いつ行っても願書はもらうことができます。
しかし園によっては、定員分しか配らないというところもあるので、それも事前に聞いておくといいかもしれません。
願書をもらえれば、そこで面接の日程がわかりますので、あとは面接をし、結果を待つだけです。
私の園は郵送で合否が届きますが、園に張り出される所もあります。
入園手続きについては、これはまたその園によって違いますが、私の園では、改めて入園説明会があり、その後制服や帽子の採寸日があります。
その後、一日入園というのがだいたいどの園でも設けられていて、制服やスモッグを着て幼稚園を体験します。
これが一日ではなく数日ある園もあります。
そして晴れて、春になり幼稚園児になるということです。
幼稚園の料金体系
幼稚園の料金体系は大まかに言うと、保育料・父母会費・給食費・バス代・冷暖房費や、年長さんの場合は卒対費などがあります。
もちろん園によって多少の違いはありますが、私の子どもが通う園の場合、
・保育料 26,000円
・父母会費 400円
・給食費 1食390円×日数分
・バス代 3,500円
などが月々引き落としされ、その月によって冷暖房費や、教材費などがかかる月もあります。(˘̩̩̩ε˘̩̩̩)
その他、入園の時には、入園料(私の園の場合は120,000円)や、面接時の考査料(私の園の場合は3,000円)がかかります。
こう見ると、私立幼稚園に通わせるというのはかなりお金がかかりますよね。∩(;; ;°;ਊ°;)∩
しかし自治体によって補助金が出るところもあります。
私の住む区では、申請すれば、「入園児保護者補助金」や「保護者負担軽減費補助金」という名前の補助金をもらうことができます。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
これは世帯の収入や、第何子であるかで金額が変わりますので、皆同じというわけではありません。
幼稚園の預かり時間
最初の「幼稚園とは」の欄でも書きましたが、幼稚園は基本的にどの園でも、9時から14時くらいが保育時間の目安です。
しかし、最近は保育後もお預かりしてくれる園が多くなってきています。
私の子どもが通う園でも、保育終了後18時30分までお預かりがあり、7時30分からの早朝預かりというのもあります。
私の園の場合では、長期休暇中(春・夏・冬休み)も預かりをしてくれるので、パートだけでなく、フルタイムで働いているお母さんもとても多いです。
料金は、単発の一日利用から、年間契約や月極め料金もあり、それぞれのニーズにあった使い方ができます。
幼稚園のメリットとデメリット
幼稚園に通うメリットとデメリット、これはもちろん人それぞれ思う事が違うと思いますが、ここでは私の感じるところを率直にかかせていただきます。
幼稚園のメリット、その一つはまず、園を選べるというところにもあると思います。
私立幼稚園にはその園ごとに特色が違います。いくつか例をあげると、お勉強にも力を入れるお受験の園、普段から裸足で園庭を走り回る運動系の園、保育園と同じようにのびのび過ごす園、常設されたプールがあり毎週プールの授業がある園、バスも給食も無いけれど地域密着型の園、園庭が広い園、行事が多い園などたくさんあります。
自分の子どもに合う園はどこか、親御さん自身の考えに合う園はどこかと選ぶのに困ってしまいますが、幼稚園選びができるというのもメリットの一つではないでしょうか。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
メリットの二点目は、やはり小学校に上がる前の準備ができるという点です。
幼稚園が、子どもにとって初めて家庭以外の社会にでる経験になる子が多いと思いますが、3年もしくは2年をかけて集団生活や、規則・習慣・時間を守ることを学びます。
時間のくぎりやメリハリをつけた生活ができるのは、やはり幼稚園ならではだと思います。
幼稚園のデメリットと言えば、保育時間とママ友問題!
逆に、デメリットは何でしょうか。
デメリットに関しては、その人の考え方や価値観によっては逆にメリットにもなり得るというのを踏まえてお聞きください。
デメリットの一つ目は、やはり保育時間にあります。(╭☞•́⍛•̀)╭☞
通常の保育時間でさえ保育園に比べて短いのはもちろんですが、これに加え、学期の初めや終わりに午前保育が何日間か設けられている事が、幼稚園ではよくあります。
午前保育ですと、給食も食べずにお昼前に帰ってくるので、「朝の家事が終わったらもうお迎えの時間だわ」と、なかなかゆっくりできないものです。
毎週水曜日は午前保育、というような園も私の住む地域ではいくつかあります。
そして夏休みや冬休みなどの長期休暇は、もちろん幼稚園はお休みです。
長い休みの間、毎日何をしようか。
平日の昼間に子どもがいないフリーの時間を味わうと、子どもと毎日過ごす事に頭を悩ませるお母さんも少なくないと思います。
もう一つのデメリットは、親が園に行かなければいけない事が多いという事です。
保護者会、保育参観、行事の係や、園によってはお誕生会にはその月のお誕生日の子の親も一緒に参加する、終業式などの式に参加するなど、園によって差はありますが親が出向く回数が保育園よりは圧倒的に多いと思います。(๑•́ ₃ •̀๑)エー
子どもの様子を見たい、園に関わりたいという気持ちが強い親御さんには当然メリットになる事です。
しかし、仕事や介護などで忙しい、下の子が小さくて落ち着いて見ていられないというご家庭ではデメリットと言えます。
幼稚園の送り迎えの度にお喋りをしたり、たまにランチにいったり、そういう事が好きなお母さんにとってはいいと思うのですが、度を超えたり、問題が起きたりした時にとても厄介です。
子どもを通わせている、子どもが主体だと言う事を忘れて、自分が友達作りをしたくて園に行っているお母さんもたまに見られます。
こういうことが起きるのは幼稚園ならではであり、デメリットと言えるのではないでしょうか。
私が子どもを私立幼稚園に通わせる理由のまとめ
ここまで、私が思う『幼稚園』というものについてお話ししてきたわけですが、私自身が保育園ではなく、幼稚園に子ども通わせている理由というのは実はこれらのメリットに惹かれて、というわけではありません。⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾ どっちがイイ?
私自身も、自分の子どもを幼稚園に入れるまでは、幼稚園というものがどういうものか全くわからない状態で園探しをし、入園を決め、幼稚園という世界に入りました。
なぜ最初から保育園ではなく、幼稚園だったのか、それは実は単純です。
私自身がこの時、専業主婦だったからです。
保育園というのは、働いているお母さんが子どもを入れる所、このイメージ通り、働いていない私はそもそも、保育園には入れないだろうなと思っていたからです。(๑•́ω•̀)
現在、待機児童問題が大きく取り上げられている中、保育園に入れるためには共働きであり、しかもフルタイムで働いていないと保育園に入れるための得点が足りなく、そもそも門前払いなのであろうと思っていました。
なんとか保育園に入れなければ、という必死な状況ではなかったため、自然と、幼稚園への門を叩く事になっていたのです。
しかし今の世の中、保育園だから、幼稚園だからという垣根は減ってきていると考えます。
その時の生活の状況に合わせて子どもたちの預け先を決めるわけですが、幼稚園にも色んな園があるように、きっと保育園にも色々な園があります。
何かの縁でその園に通う事になり、その園で、先生たちや子どもたち、お母さんたちに出会い、新しい関係、環境、生活が始まっていきます。
そのどれか一つでもいい出会いがあれば、この園を選んで良かったなと、きっと思うことができると思います。
私の子どもが通う園も、色々細かく、これはどうなんだろうと疑問に思う事も多いのですが、幼稚園生活を送る中で、素敵な出会いや経験、何より子どもの成長を感じさせてもらうことができました。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
ですので、私はこの幼稚園が大好きですし、とても愛着を持っています。
それが、私が子どもたちを幼稚園に、この園に通わせている理由であると、改めて考えます。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^